不調のタイラー・ヒーロー「基本に固執するだけ」
2019年のNBAドラフト13位でマイアミ・ヒートに入団したタイラー・ヒーローは、素晴らしいルーキーシーズンを送った。
だが、昨季の3P成功率が38.9%だったのに対し、今季は28.6%とショットタッチを掴むことができていない。
ヒートも波に乗ることができず、現在4勝4敗と昨季NBAファイナリストにはふさわしくない出だしを強いられている。
ヒートが本来の力を取り戻すため、ヒーローには早くショットタッチを掴んでもらいたいところだが、ヒーローはシューターとしての自身の力をまったく疑っていないようだ。
ヒーローは自身について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕は全世界で、このリーグで最もピュアなショットのひとつを持っている。
シューターは3Pを決めることができない時、ショットを決めることができない時、スランプになったと感じる。
だが、基本に固執するだけだ。
僕は何をすべきか分かっている。
素晴らしいルーキーシーズンを送ったということもあり、他のNBAチームはヒーロー対策を講じている。
とはいえ、指揮官のエリック・スポエストラHCはそれを想定していただろう。
ヒーローには早くショットタッチを取り戻し、ヒートの勝利に貢献してもらいたいところだ。
なお、ヒーローの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 昨季スタッツ | 今季スタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 55 | 8 |
平均出場時間 | 27.4 | 33.3 |
平均得点 | 13.5 | 15.6 |
平均リバウンド | 4.1 | 6.8 |
平均アシスト | 2.2 | 3.9 |
平均スティール | 0.6 | 0.4 |
平均ターンオーバー | 1.6 | 2.4 |
FG成功率 | 42.8% | 47.5% |
3P成功率 | 38.9% | 28.6% |
フリースロー成功率 | 87.0% | 73.9% |
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