パスカル・シアカムが第4Qで起用されなかった理由とは?
トロント・ラプターズは現地24日、昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートと対戦し、8点差で敗れた。
ラプターズのリーディングスコアラーであり、リーディングリバウンダーのパスカル・シアカムは、この試合の第4Qをベンチで観戦。
わずか24分の出場時間に終わったことが話題となっているが、ラプターズを指揮するニック・ナースHCによると、理由があったから第4Qでシアカムを起用しなかったという。ナースHCのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
(シアカム抜きの)グループが良いプレイをした。
それに彼はバック・トゥ・バックの2試合目だったから、ローテーションを変更したかったんだ。
シーズン後半では同じことをもっと頻繁にすると思うよ。
バック・トゥ・バック2試合目で疲労が溜まっていたのか、この日のシアカムはFG6本中わずか1本とリズムを掴むことができなかった。
過去2試合で40分以上プレイしていたことも、シアカムが本来のパフォーマンスを発揮できなかった要因のひとつだろう。
ナースHCがシーズン後半も同じ戦略を採用するとなると、他の選手たちにはより一層のステップアップが求められることになりそうだ。
なお、シアカムの今季のとNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 29 | 305 |
平均出場時間 | 36.2 | 27.0 |
平均得点 | 20.6 | 13.6 |
平均リバウンド | 7.7 (キャリアハイ) | 5.8 |
平均アシスト | 4.8 (キャリアハイ) | 2.5 |
平均スティール | 1.2 (キャリアハイ) | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.1 | 1.5 |
FG成功率 | 45.7% | 49.3% |
3P成功率 | 29.4% | 32.9% |
フリースロー成功率 | 81.6% (キャリアハイ) | 77.3% |
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