スティーブ・カーHC「ジョエル・エンビードには80-90年代のセンターのような稀有な選手」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは、MVPレベルのパフォーマンスでシクサーズを牽引している。
屈強なフィジカルでリム周辺を支配するだけでなく、高精度のショットでアウトサイドでもスコアリングを重ねることができるエンビードは、もはやアンストッパブルな選手と言っても過言ではないだろう。
ゴールデンステイト・ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCによると、エンビードには80年代や90年代のセンターのような支配力だけでなく、現代の選手のスキルも備わっているという。
カーHCはエンビードについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼はすごく才能がある。
本当に信じられない。
彼のプレイを見ると、80年代や90年代の偉大なセンターのひとりを見ているような気分になる。
それに現代の選手のスキルセットが加わっているんだ。
片足ショット、ダーク(・ノビツキー)のフェイドアウェイ、ユーロステップ。
近年の選手たちがやっていることすべてに取り組んでいるよね。
80年代や90年代のセンターのようにリムを背にしてプレイし、ゲームを支配する稀有な選手のひとり。
今日のNBAにおいて本当にユニークな存在だ。
昨季までのエンビードはダブルチームを仕掛けられた時の対応を課題としていたが、今季は克服し、よりアンストッパブルなビッグマンとなった。
3Pシュータークラスのアウトサイドショットもあり、これからのビッグマンはエンビードを指標とするだろう。
なお、エンビードの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 40 | 249 |
平均出場時間 | 32.2 | 30.7 |
平均得点 | 30.1 (キャリアハイ) | 24.9 |
平均リバウンド | 11.3 | 11.4 |
平均アシスト | 3.2 | 3.1 |
平均スティール | 1.0 (キャリアハイ) | 0.8 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.2 | 3.5 |
FG成功率 | 51.5% (キャリアハイ) | 48.6% |
3P成功率 | 38.7% (キャリアハイ) | 32.8% |
フリースロー成功率 | 85.1% (キャリアハイ) | 80.5% |
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