NBAがワクチン接種済みの選手への規制を緩和
NBAは現在、来季に向けてさまざまなことを話し合っている。
そのうちのひとつが、NBAの健康と安全プロトコルの適用範囲だ。
昨季は多くのNBA選手が健康と安全プロトコルによる離脱を余儀なくされたが、来季はワクチンを完全に接種した選手と接種していない選手とで対処が分かれることになりそうだ。
hoopsrumors.comによると、ワクチンを接種していない選手は接種した選手たちと離れて行動しなければならなくなるという。
接種していない選手のロッカールームは、接種済みの選手のロッカールームと距離を取らなければならない。
また、食事、移動の飛行機やバスについても、場所を分けられることになる。
さらに接種済みの選手は毎日検査を受ける必要がなくなり、検査を受けるのは濃厚接触者と認定された時のみである一方で、接種していない選手は試合と練習の日は必ず検査を受けなければならず、日によっては検査を2度受けなければならないという。
また、接種していない選手は、濃厚接触者と認定されると7日間の隔離を強いられる。
接種済みの選手については、隔離の必要はない。
なお、チームの全員が完全に接種を終えた場合、屋内のバーやクラブ、ラウンジなどに入店することも認められるようになる見込みであるため、特にビジネスをしているNBA選手にとっては大きなメリットがあると言えるだろう。
現在はNBAとNBPAが最終の詰めを行なっているというが、医療上や宗教上で接種できない選手たちへの対処にも注目が集まるところだ。
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