ヒューストン・ロケッツはこの夏、NBAを代表するポイントガードのひとりであるクリス・ポールをトレードで放出した。

ポールとジェイムス・ハーデンはプレイオフでゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れた後、ロッカールームで激しく言い争い、それがトレードの一因になったとも噂されている。

だが、ハーデンのポールに対する不満が頂点に達したのは、ウォリアーズとのプレイオフ最終戦中だったのかもしれない。

clutchpoints.comによると、ハーデンは試合中からポールに不満を感じ、マイク・ダントーニHCのもとに駆けつけるとダントーニHCのマイクに手を置き、「我々はクリスをここから出さなきゃいけない」と話したという。

「ここから」というのは「ゲームから」ではなく「ロケッツから」の意味だったと報じられているが、それが真実であるなら、ハーデンは以前からポールのスタイルに不満を感じていたのであろう。

なお、ポールは先日、トレードの2日前にロケッツのダリル・モレーGMと面会し、トレードされないことを伝えられたと語っていた。