タイロン・ルーHCがポール・ジョージに「審判に文句を言っている場合ではない」
NBAタイトル獲得を目指すロサンゼルス・クリッパーズは、今季5試合を終えた時点で1勝4敗と厳しい戦いを強いられた。
だがその後3連勝と、復調の兆しを見せ始めている。
NBAオールスターのカワイ・レナードが離脱していることにより、ポール・ジョージに大きな負担がかかるのは間違いないが、ジョージは例年と変わらないパフォーマンスでクリッパーズを牽引。
しかし、現地5日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦はFG成功率20.0%(4/20)、3P成功率0%(0/7)とリズムを掴むことができなかった。
クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCは、ジョージのシュートより審判への対処を懸念しているのかもしれない。
ルーHCはジョージについて以下のように指摘。the Orange County Registerが伝えている。
彼は進み続けなければならない。
ドライブする時のようにね。
もちろん彼は相手から接触される。
多くの選手たちが相手から接触される。
我々はオフィシャルが難しい仕事であることを知っているし、理解している。
だが、PGに伝えなければならない最も大きなことは、バスケットに向かって進み続け、プレイし続けろということだ。
そのうえでコールされるかどうか見てみよう。
しかし、(コールされなかったとしても)文句を言っている場合ではない。
プレイし続けなければならないんだ。
ルーHCの指摘は正論であり、ジョージだけでなく多くのNBA選手に言えることだろう。
文句を言っている間に相手にスコアリングを許し、流れが変わってしまうケースもある。
選手たちが審判に文句を言うのを咎めるコーチはそう多くなく、ルーHCの指摘には多くのNBA選手たちも耳を傾けるべきなのかもしれない、
なお、ジョージの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 8 | 714 |
平均出場時間 | 35.0 | 33.5 |
平均得点 | 27.9 | 20.3 |
平均リバウンド | 8.1 | 6.4 |
平均アシスト | 4.9 | 3.5 |
平均スティール | 3.0 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 4.4 | 2.7 |
FG成功率 | 47.1% | 43.7% |
3P成功率 | 38.0% | 38.4% |
フリースロー成功率 | 87.8% | 84.8% |
コメントを残す