ヤニス・アンテトクンポ「ヨーロッパのゲームはNBAよりハード」
この夏に開催されたFIBAユーロバスケットには、ヤニス・アンテトクンポやルカ・ドンチッチ、ニコラ・ヨキッチなど多くのNBA選手が出場した。
アンテトクンポ擁するギリシャ代表、ドンチッチ擁するスロベニア代表、ヨキッチ擁するセルビア代表はメダルを獲得できなかったが、彼らにとってユーロバスケットは国際ルールのバスケットボールの難しさを実感する大会となったのかもしれない。
アンテトクンポによると、ヨーロッパのゲームはNBAのゲームより難しいという。
アンテトクンポはユーロバスケットを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
まず第一に、ヨーロッパのゲームはNBAのゲームよりハードだ。
(NBAを)軽視したいわけではないよ。
NBAにタレントが多いのは明らかだ。
だが、スペースの問題なんだ。
ドライブするためにはレーンをクリエイトしなければならないが、ヨーロッパのゲームではより強烈だ。
相手はフルコートで当たってくるし、ダブルチームを仕掛けてくるし、ラスト5秒はマンツーマンを仕掛けてくる。
よりフィジカルだ。
タレントが不足しているから、よりフィジカルにプレイしなければならないのかもしれない。
よりハードになった。
ヨーロッパでプレイすることにより、シーズンに向けて準備ができる。
あのペースでプレイし、セットオフェンスを使ってプレイし、狭いスペースでプレイすることは、僕の助けになるだろう。
これからNBAゲームだ。
NBAではすごくスペースがあるし、チームメイトたちのためにプレイをクリエイトできると思うよ。
NBAと比較して国際ルールのバスケットボールは3ポイントラインが近い。
アンテトクンポのようなインサイドを主戦場にしているNBA選手の場合、国際ルールの下でのバスケットボールはよりタフなゲームとなるのだろう。
アンテトクンポがユーロバスケットで学んだことをバックスに還元し、チーム力のアップにつながることを期待したいところだ。
なお、アンテトクンポのユーロバスケットでのスタッツは以下の通りとなっている。
– | ユーロバスケット |
---|---|
出場試合数 | 6 |
平均出場時間 | 28.3 |
平均得点 | 29.3 |
平均リバウンド | 8.8 |
平均アシスト | 4.7 |
平均スティール | 1.5 |
平均ブロックショット | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.5 |
FG成功率 | 56.6% |
3P成功率 | 20.0% |
フリースロー成功率 | 78.5% |
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