ブルックリン・ネッツのベン・シモンズは、シュートに問題を抱えている。

だが、現地17日に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦ではFG6本すべてを決めると、15得点、13リバウンド、7アシストでネッツに勝利に貢献。

ブレイザーズにハック作戦を仕掛けられたシーンもあったが、この日のシモンズはフリースロー4本中3本を決めてみせた。

NBAオールスターフォワードのケビン・デュラントも、シモンズを頼もしく思っていたのかもしれない。

デュラントは試合後、シモンズのフリースローについて次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。

彼があの場所（フリースローライン）に立った時、僕はものすごく自信があった。

4本中3本。

クラッチタイムでだ。

それが僕たちにとって鍵になった。

僕たちが必要としていたものだった。

彼は自信を持ってシュートしていたように見えたし、シュートが決まることが分かっていたように走って自陣に戻っていたんだ。

ネッツから解雇されたスティーブ・ナッシュは以前、「ベン・シモンズは感覚を取り戻すまで20試合はかかるだろう」と語っていた。

だが、シモンズは2試合連続で二桁得点を記録するなど、20試合を待たずに調子を取り戻しつつあるように見える。

メンフィス・グリズリーズ戦でNBAスターのカイリー・アービングが復帰し、かつシモンズが復調しつつあるネッツは、これから快進撃を見せてくれるだろう。

なお、ブレイザーズ戦のデュラントとシモンズのスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・デュラント	B・シモンズ
出場時間	38：48	32：12
得点	35	15
リバウンド	8	13
アシスト	3	7
スティール	0	0
ブロックショット	1	1
ターンオーバー	4	1
FG成功率	59.1％ （13/22）	100％ （6/6）
3P成功率	25.0％ （1/4）	–
フリースロー成功率	80.0％ （8/10）	75.0％ （3/4）
+/-	+15	+13