トレード要求のジェイ・クラウダーがサンズのコーチ陣に苦言「評価してくれなかったことに傷ついた」
ベテランフォワードのジェイ・クラウダーは、今季開幕前にフェニックス・サンズとトレード先を探すことで合意した。
だが、シーズン前半戦が終わりに近づく中、トレードは未だ実現に至っていない。
サンズは主力選手たちの負傷離脱に苦しめられているが、クラウダーが戦列に復帰しないのはコーチ陣への信頼を失ってしまったからなのかもしれない。
クラウダーによると、トレード要求は金銭的な問題や契約とは一切関係ないという。クラウダーのコメントをBleacher Reportが伝えている。
僕は戦いに備え、毎日準備している。
オン・ザ・コート、ロッカールーム、オフ・ザ・コートでリーダーとして働き続けるために、電話が来る日に備えている。
僕のリーダーシップを評価してくれたチームメイトたちには感謝している。
僕がチームと組織にもたらしたことをコーチたちが評価してくれなかったことに、僕は困惑し、傷ついた。
(トレード要求は)金銭的な問題や契約に対する考えの違いとは一切関係ない。
クラウダーはサンズに延長契約を求めていたが、サンズはクラウダーの要求に応えなかった。
また、サンズはキャメロン・ジョンソンをスターターとして起用するためにクラウダーをベンチ起用とすることを決定した。
クラウダーがトレードを要求した要因はこの2つにあると報じられていたが、クラウダーにとっては特に後者が大きな決め手になったのかもしれない。
なお、チームメイトのミカル・ブリッジズは、クラウダーについて次のように語っている。
僕たちのリーダーのひとりだった。
彼にはずっと前にメールし、彼がいないことがどれほど残念かを伝えた。
彼は僕の仲間だが、これはNBAであり、いろんなことが起こる。
僕は彼がここにいたがっていることを知っているが、これはリーグだ。
こういうこともある。
僕は5年目だから、どんなことがあるのか分かっている。
自分自身を守らなければならない時がある。
僕たちは彼にここにいてもらいたいと思っているが、(クラウダーの意思を)理解しているよ。
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