NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングが、トレードでダラス・マーベリックスに移籍することとなった。

アービングにはマブス、ロサンゼルス・レイカーズ、フェニックス・サンズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、マイアミ・ヒートが関心を持っていたというが、ネッツはマブスとのトレードを決定した。

一方で、アービングの親友ケビン・デュラントの去就にも注目が集まっている。

アービングがトレードを要求したことにより、「デュラントもトレードを要求するのでは？」という噂や憶測が浮上している中、アービング獲得に失敗したサンズはその時を待っているのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、もしデュラントがトレードを要求すれば、サンズはすぐにオファーを出す可能性があるという。

デュラントは昨年夏にトレードを要求した。

その理由のひとつとして、ネッツのアービングに対する対処にあったと噂されているため、今回もトレード要求の噂が浮上しているわけだが、現時点でネッツがデュラントを放出する気配はない。

ネッツはデュラントを中心とし、今もNBAタイトル獲得を目指しているというから、現地2月9日のトレード期限までにデュラントを放出することはないだろう。

一方で、もしネッツが今季十分な結果を残すことができなければ、デュラントが再びトレードを要求する可能性も否定できない。

デュラントはデビン・ブッカーと共にプレイすることに興味を持っているというから、特に来年夏のデュラントとサンズの動向には注目が集まることになりそうだ。

なお、サンズを指揮するモンティ・ウィリアムスは、オクラホマシティ・サンダー時代にアシスタントコーチとしてデュラントを指導した経験がある。