フェニックス・サンズの買収手続きが完了し、新オーナーにマット・イシュビアが就任した。

イシュビアは今後、組織を再編する可能性があるというが、その手始めとしてNBAレジェンドをフロントオフィスに加えようとしているのかもしれない。

Bleacher Reportの記者によると、イシュビアはNBAレジェンドのアイザイア・トーマスをフロントオフィスに迎え入れ、重要な役割を与える可能性があるという。

Phoenix Suns new owner Mat Ishbia intends to bring on Hall of Famer Isiah Thomas to have a prominent role in the front office, league sources tell @NBAonTNT, @BleacherReport.

— Chris Haynes (@ChrisBHaynes) February 8, 2023

トーマスは殿堂入りを果たしたNBA史上最も偉大なポイントガードのひとりだ。

現役引退後はトロント・ラプターズとニューヨーク・ニックスのフロントオフィスで働いた経験もある。

だが、ニックスで働いていた2007年にセクシャルハラスメントで訴えられ、有罪判決を受けた過去があることも忘れてはならない。

トーマスのフロントオフィス入りの可能性が大きく報じられたためか、サンズの広報はトーマスがフロントオフィスのポジションに就かないことを明かした。

A spokesperson for new #Suns team owner Mat Ishbia told The Republic Hall of Famer Isiah Thomas won't have a position in the team's front office and isn't part of the team transition.

Ishbia and Thomas are friends.

— Duane Rankin (@DuaneRankin) February 8, 2023

サンズの前オーナーのロバート・サーバーがさまざまなハラスメントでフランチャイズ売却を余儀なくされたことから、もしトーマスがサンズのフロントオフィスで働くことになれば、イシュビアは批判を浴びるだろう。

なお、トーマスはイシュビアが所有するユナイテッド・ホールセール・モータゲージ社の取締役を務めている。