ミカル・ブリッジズ「トレードのプロセスを経験できて良かった」
NBA屈指のディフェンダーに成長したミカル・ブリッジズは、先日のトレードでフェニックス・サンズからブルックリン・ネッツに移籍した。
NBA選手の中にはトレードされたことに不満を漏らす者もいるが、少なくともブリッジズはポジティブに捉えようとしている模様。
「ニューヨークに住みたいと思っていた」というブリッジズは先日、ネッツへのトレードを振り返り、次のようにコメントしたという。andscape.comが伝えている。
トレードのプロセスを経験できて良かった。
シーズン途中にまったく違うコンセプト、まったく違う人々がいるチームに移籍した。
都市もまったく違う。
正直に話すと、自分自身がどんな人間なのか知ることができるのは良いことだと思う。
簡単ではないが、僕はこのことで動揺したり悩んだりする人間になるつもりはない。
ただアクションを起こしたい。
困難な状況に置かれた時に人間としての自分を見せることができると思っているんだ。
モンティ(・ウィリアムスHC)がいつも言っていた。
「戦争に送られるわけではない」とね。
僕はいつもその意識を持っている。
人生は続いていくものだし、これはその一部なんだ。
ネッツは現地26日にアトランタ・ホークスに敗れ、今季の成績を34勝26敗とした。
だが、まだイースタン・カンファレンス5位とNBAプレイオフ進出圏内ではあるものの、ここ5試合で4敗するなど厳しい状況を強いられている。
しかし、前向きなブリッジズはネッツにポジティブなエネルギーを与え続けることだろう。
なお、ブリッジズのトレード前とトレード後の今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | トレード前 | トレード後 |
---|---|---|
出場試合数 | 56 | 5 |
平均出場時間 | 36.4 | 32.7 |
平均得点 | 17.2 | 22.4 |
平均リバウンド | 4.3 | 6.0 |
平均アシスト | 3.6 | 2.8 |
平均スティール | 1.2 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 1.4 | 1.8 |
FG成功率 | 46.3% | 51.3% |
3P成功率 | 38.7% | 48.0% |
フリースロー成功率 | 89.7% | 91.7% |
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