メンフィス・グリズリーズのNBAオールスターポイントガード、ジャ・モラントは、不適切な様子をライブ配信してしまったことで批判を浴びている。

これを受け、グリズリーズはモラントが少なくとも2試合を欠場することを明かし、NBAはモラントの問題の調査を開始したことを発表。

モラントはいずれMVPを勝ち取るであろう逸材であるだけに、今回の問題はさまざまな方面に影響を及ぼしているというが、エンドースメント契約を結んでいるナイキはモラントが立ち直ると確信しているのかもしれない。

The Athleticの記者によると、ナイキはモラントの問題を受け、「ジャが責任を持ち、必要な助けを得るために時間をとることを我々は理解している。我々は彼が彼の幸福を優先することを支持する」いう声明を出したという。

Nike statement on Ja Morant: “We appreciate Ja’s accountability and that he is taking the time to get the help he needs. We support his prioritization of his well-being.”

— Shams Charania (@ShamsCharania) March 5, 2023

ナイキは今年4月にモラントの初のシグネチャーシューズを全世界で販売する予定だ。

ナイキがジャ・モラントのシグネチャーシューズをリリースへ

その状況もあっての今回の声明なのかもしれない。

ナイキはNBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングとの関係を完全解消し、人気を博したアービングのシグネチャーシューズの生産も終了した。

ナイキはモラントのシグネチャーシューズに大きな期待をかけているだろうが、今回の問題はファーストシグネチャーシューズの売り上げに悪影響を及ぼすことになりそうだ。