元NBAドラフト1位選手のグレッグ・オデンが2週間引きこもった理由とは?「人から隔離したかった」
2006年のNBAドラフト1位指名でポートランド・トレイルブレイザーズに入団したグレッグ・オデンには、NBAレジェンドのシャキール・オニールやティム・ダンカンのようにNBAを代表するスーパースターへの成長が期待されていた。
だが、膝に爆弾を抱えていたオデンはルーキーシーズンを全休すると、2008-09シーズンは61試合に出場したものの、翌シーズン出場したのはわずか21試合。
その後ブレイザーズのユニフォームを着てコートに立つことはなかった。
オデンによると、当時は外出することができず、家に2週間引きこもっていたという。オデンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕は人から隔離したかった。
当時の僕は失敗してしまったように感じていた。
たくさんの人々を失望させてしまったと感じていた。
ポートランドを失望させ、全スタッフと組織を失望させてしまった。
家族を失望させてしまった。
僕をコーチングし、僕を信じてくれた全員を失望させてしまったと感じていたんだ。
オデンはブレイザーズから解雇された後、2013-14シーズン中にマイアミ・ヒートの一員としてNBAに復帰。
だが、コンディションは決して万全とは言えず、そのシーズンを最後にNBAから離れることとなった。
オデンはNBA選手として成功を収めることができなかったが、現在は大学でコーチとして選手育成に力を注いでいる。
多くの困難を味わったオデンは選手たちの痛みに寄り添う素晴らしいコーチとなり、いずれはコーチとしてNBAに復帰するに違いない。
なお、オデンはヒートの一員としてNBAに復帰した当時、次のように離していた。
僕はNBA史上で最もダメになった男のひとりだと思う。
(同年ドラフト2位指名のケビン・)デュラントは大きなことを成し続けているのに、僕は悪くなる一方だ。
気持ちに身体がついてこなくて、時々イライラする。
だが、不平不満を言っても何かが解決するわけではない。
もっとプレイできるようになることを祈ってる。
もちろんNBAに戻ってきたことを後悔してないし、ヒートとサインしたことも後悔してないよ。
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