ロニー・ウォーカー「トレードが僕たちをまったく別の次元に押し上げた」
NBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス擁するロサンゼルス・レイカーズは、今季を2勝10敗でスタートした。
多くのレイカーズファンは当時、「今季もNBAプレイオフ進出を逃す」と感じ始めただろう。
だが、シーズン中のトレードで八村塁、ディアンジェロ・ラッセル、ジャレッド・バンダービルトなどを獲得すると、状況は一変。
プレイイントーナメントを勝ち抜いたレイカーズはNBAプレイオフ・ファーストラウンドで第2シードのメンフィス・グリズリーズを、カンファレンスセミファイナルで昨季NBA王者のゴールデンステイト・ウォリアーズを下し、カンファレンスファイナル進出を果たした。
ウォリアーズとのシリーズ第4戦でレイカーズを勝利に導くパフォーマンスを見せたロニー・ウォーカーによると、シーズン中のトレードがチームを別次元に押し上げたという。ウォーカーのコメントをlakersnation.comが伝えている。
素晴らしい。
トレードで選手たちが加わったら、僕たちはまったく別の次元に押し上げられた。
僕たちのケミストリー、互いに抱いている愛は素晴らしい。
僕たちは2勝10敗で始め、皆にいろんなことを言われていたが、それでもやり遂げた。
やるべきことはまだたくさんある。
もたらさなければならないことはまだたくさんある。
これは僕たちが達成しようとしている目標へのファーストステップに過ぎない。
素晴らしい。
約2ヶ月間もベンチで過ごし、時には挫折を感じたり、自信を失ったりしたこともあった。
最高の気分で家に帰れなかったこともあった。
だが、それに耐え続け、集中し、報われ、人生で最も大きな瞬間のひとつに参加することができている。
この機会を与えてもらって本当に嬉しい。
神に感謝する。
僕は毎晩神に語りかけ、家族と話し、祖母と話し、祈っている。
神が僕にしてくれたことを見てくれ。
ウォーカーはシーズン前半のほとんどをスターターとしてプレイしていたものの、トレード期限後にローテーションから外れ、ガーベッジタイムのみの出場にとどまっていた。
だが、それでも腐ることなくトレーニングを続け、チャンスを勝ち取ってみせた。
デンバー・ナゲッツとのカンファレンスファイナルはよりタフなシリーズとなるだろうが、困難を乗り越えてタフなメンタルを身につけたウォーカーは、レイカーズを支えるパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
なお、ウォーカーのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 |
---|---|---|---|---|---|---|
MP | – | 12 | 24 | 27 | 28 | 14 |
PTS | – | 9 | 12 | 15 | 4 | 13 |
TRB | – | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 |
AST | – | 1 | 0 | 2 | 4 | 0 |
STL | – | 1 | 2 | 2 | 0 | 0 |
BLK | – | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
TO | – | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 |
FG% | – | 50.0% (4/8) | 66.7% (4/6) | 66.7% (6/9) | 33.3% (2/6) | 50.0% (4/8) |
3P% | – | 25.0% (1/4) | 50.0% (2/4) | 33.3% (1/3) | 0% (0/2) | 60.0% (3/5) |
FT% | – | – | 100% (2/2) | 100% (2/2) | – | 50.0% (2/4) |
+/- | – | +3 | +10 | +8 | -7 | -10 |
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