ギルバート・アリーナス「ニコラ・ヨキッチがNBAチャンピオンになっても誰も気に留めないだろう」
ウェスタン・カンファレンス第1シードでNBAプレイオフに進出したデンバー・ナゲッツは順当に勝ち上がり、フランチャイズ史上初となるNBAファイナル進出を果たした。
だが、ナゲッツに対する注目度は決して高くない。
2度のMVP受賞を誇るニコラ・ヨキッチについては、「もっと注目されるべき」と感じているNBAファンも少なくないかもしれないが、元NBAスターのギルバート・アリーナスによると、ナゲッツがNBAタイトルを勝ち取ったとしてもヨキッチが今以上に注目を浴びることはないという。
アリーナスはヨキッチについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ヨキッチはチャンピオンを勝ち取ることができる。
そのことは君たちも分かっているだろう。
だが、誰も気に留めないだろうね。
正直に言わせてくれ。
申し訳ない。
彼はスーパーメガスター選手にはならないだろう。
なぜなら、彼は子どもたちが見たいと思っていることは何もやっていないからだ。
ヨキッチはビッグマンにも関わらずトリプルダブルを量産する素晴らしい選手だ。
だが、豪快なダンクや華麗なドリブルスキルがあるわけではなく、カイリー・アービングやヤニス・アンテトクンポ、ケビン・デュラントなどと比較すると、決して高い人気を誇っているわけではない。
しかし、常にマイペースなヨキッチは「誰も気に留めない」と言われたことを気に留めないだろう。
ヨキッチの偉大さは子どもたち伝わりにくいとしても、彼はNBAキャリアを終える頃に再び評価され、NBA史上最も偉大な選手のひとりとして記憶されるに違いない。
なお、ヨキッチの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
出場試合数 | 69 | 15 |
平均出場時間 | 33.7 | 38.9 |
平均得点 | 24.5 | 29.9 |
平均リバウンド | 11.8 | 13.3 |
平均アシスト | 9.8 (キャリアハイ) | 10.3 |
平均スティール | 1.3 | 1.1 |
平均ブロック | 0.7 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 3.5 |
FG成功率 | 63.2% (キャリアハイ) | 53.8% |
3P成功率 | 38.3% | 47.4% |
フリースロー成功率 | 82.2% | 78.4% |
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