デイミアン・リラードがブレイザーズにコミットするも「戦えるチームを構築できないのであれば・・・」
ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードには、これまで何度もトレードの噂が出ていた。
今年もトレードの噂が浮上したものの、リラードは少なくとも来季もブレイザーズのユニフォームを着てプレイするだろう。
だが、もしブレイザーズがNBAタイトル獲得を狙うロスターを構築することができなければ、ブレイザーズはリラードの忠誠心を失ってしまうかもしれない。
リラードはポッドキャストに出演した際に、ラッセル・ウェストブルックのロサンゼルス・レイカーズ移籍の例を引き合いに出しながら、自身について次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
彼らは皆が「コンテンダーだ」と言うチームに僕をトレードするかもしれない。
だが、全員が健康でいられるかどうかなんて、どうやれば分かるんだ?
うまくいくかどうかなんて、どうやれば分かるんだ?
彼(ウェストブルック)がレイカーズに移籍した時、誰もが「レイカーズが勝つ!」と言っていたよね?
何が言いたいか分かるかい?
彼らはラスを獲得したが、まるで彼が殿堂入り選手ではないかのようにベンチ選手として起用した。
つまり、どちらも約束されるわけではないんだ。
分かるかい?
僕はここで勝つチャンスを手にしたい。
資産の面で見ると、僕たちにはタイトルを争えるチームを構築するチャンスがある。
もしそれができなければ、君たちも分かっていると思うが、何ヶ月も僕が言ってきたように、別の話をしなければならないだろう。
トレードでレイカーズに移籍したウェストブルックには、レブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビスと共にチームをNBAチャンピオンに導く働きが期待されていた。
だが、結果は皆も知る通りだ。
つまり、リラードが他のNBAチームに移籍したからといって、成功が約束されたわけではない。
だが、リラードの発言を踏まえると、もしブレイザーズがロスターの構築に失敗すれば、トレードを要求する可能性は高まることになりそうだ。
なお、リラードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 769 |
平均出場時間 | 36.3 | 36.3 |
平均得点 | 32.2 (キャリアハイ) | 25.2 |
平均リバウンド | 4.8 | 4.2 |
平均アシスト | 7.3 | 6.7 |
平均スティール | 0.9 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 2.8 |
FG成功率 | 46.3% (キャリアハイタイ) | 43.9% |
3P成功率 | 37.1% | 37.2% |
フリースロー成功率 | 91.4% | 89.5% |
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