NBAタイトルコンテンダーのフェニックス・サンズは、ケビン・デュラントが最も移籍を希望しているNBAチームと報じられている。

サンズもNBA史上最高のスコアラーのひとりであるデュラント獲得を望んでいるというが、ネッツの要求があまりにも高く、トレードは実現に至っていない。

ネッツが要求を引き下げない限り、サンズがデュラント獲得に本腰を入れることはなさそうだ。

hoopsrumors.comによると、ネッツがトレードにミカル・ブリッジズを含めることを要求する限り、サンズが真剣にトレードを検討することはないという。

サンズは伸び盛りのブリッジズを重要な選手のひとりとして評価しており、ブリッジズをトレード要員に含めることを拒否していることがトレード交渉に進展がない最大の要因であると報じられている。

ブリッジズはデュラントのようなスコアラーではない。

だが、34歳のデュラントに対し、ブリッジズはまだ25歳と若く、さらなる成長が期待できる選手だ。

また、怪我が少ないブリッジズはサンズにとって大きなディフェンシブオプションともなっているため、長期政権を目指すサンズがブリッジズを放出することはないだろう。

いずれにせよ、ネッツが要求を引き下げない限り、デュラントの市場はますます狭まることになりそうだ。

なお、デュラントとブリッジズの昨季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・デュラント	M・ブリッジズ
出場試合数	55	82
平均出場時間	37.2	34.8
平均得点	29.9	14.2 （キャリアハイ）
平均リバウンド	7.4	4.2
平均アシスト	6.4 （キャリアハイ）	2.3 （キャリアハイ）
平均スティール	0.9	1.2
平均ブロックショット	0.9	0.4 （キャリアワースト）
平均ターンオーバー	3.5	0.8
FG成功率	51.8％	53.4％
3P成功率	38.3％	36.9％
フリースロー成功率	91.0％ （キャリアハイ）	83.4％