NBA屈指のスコアラーであるブラッドリー・ビールは現地18日、トレードでフェニックス・サンズに移籍すると報じられた。

これによりビール、ケビン・デュラント、デビン・ブッカーというNBAトップスコアラー3人が一同に介することになるわけだが、このトレードはサンズのオーナーを務めるマット・イシュビアが切望していたとされている。

だが、サンズはイシュビアだけでなく、チーム総動員でビールをリクルートしていたようだ。

fadeawayworld.netによると、イシュビアの他、バスケットボールオペレーション部門代表のジェイムス・ジョーンズ、指揮官のフランク・ボーゲル、CEOのジョシュ・バーテルスタイン、デュラント、ブッカーもビールをリクルートしていたという。

サンズはこのトレードでクリス・ポールとランドリー・シャメット、複数のNBAドラフト2巡目指名権とスワップ権を放出すると見られている。

ビールを獲得する代償としては安すぎると言えるだろう。

ビールがサンズにフィットするか否かは分からないが、サンズが脅威のスコアリングチームになるのは確実だ。

サンズは今後、ビッグ3をサポートできる選手を集めていると見られているが、それに成功すれば、フランチャイズ初となるNBAチャンピオンが見えてくるに違いない。

なお、昨季のデュラント、ブッカー、ビールのスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・デュラント	D・ブッカー	B・ビール
G	47	53	50
MP	35.6	34.6	33.5
PTS	29.1	27.8	23.2
TRB	6.7	4.5	3.9
AST	5.0	5.5	5.4
STL	0.7	1.0	0.9
BLK	1.4	0.3	0.7
TO	3.3	2.7	2.9
FG％	56.0％	49.4％	50.6％
3P％	40.4％	35.1％	36.5％
FT％	91.9％	85.5％	84.2％