サンズ移籍のブラッドリー・ビール「ここはブック・ネーション」
NBAキャリア11年をワシントン・ウィザーズで過ごしたブラッドリー・ビールは、先日のトレードでフェニックス・サンズに移籍した。
このトレードによりサンズはブッカー、ケビン・デュラント、デビン・ブッカーとNBAトップクラスのスコアラーを3人擁するチームに生まれ変わったわけだが、クラッチタイムでは彼らのうち誰がボールを持つのだろうか?
3選手ともNBAキャリアを通してクラッチタイムでの勝負強さを証明してきただけに、多くのNBAファンがその点を気にしているだろうが、ビールは特に気にしていないのかもしれない。
ビールによると、誰かひとりがオフェンスを牽引するのではなく、全員で勝利を目指さなければならないという。
ブッカーはサンズのオフェンスにおける序列について質問されると、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
僕は「これは僕のチームだ」とか「これは君のチームだ」といったようにNBAを見ていない。
全員のチームだ。
全員が戦わなければならない。
全員が一丸となって物事に取り組み、達成しなければならない。
だが、ここが”ブック・ネーション”ということは理解しなければならない。
ここが彼の場所であり、彼のアリーナであることを僕は理解している。
すごく楽しみだ。
2人の殿堂入り選手と一緒にプレイできることに興奮している。
このような経験は一度もなかったからね。
彼らは僕がこれまでプッシュされたことのない方法でプッシュしてくれるだろう。
僕も同じようにやれたらと思う。
サンズはビール、デュラント、ブッカーを中心としたチームだが、サンズが最も愛しているのはサンズ一筋のNBAキャリアを送っているブッカーだろう。
サンズファンはこれからもブッカーを愛し続けるだろうが、ブッカーはビールとデュラントと強力し、勝利のために必要な役割を受け入れるに違いない。
なお、昨季のデュラント、ブッカー、ビールのスタッツは以下の通りとなっている。
– | K・デュラント | D・ブッカー | B・ビール |
---|---|---|---|
G | 47 | 53 | 50 |
MP | 35.6 | 34.6 | 33.5 |
PTS | 29.1 | 27.8 | 23.2 |
TRB | 6.7 | 4.5 | 3.9 |
AST | 5.0 | 5.5 | 5.4 |
STL | 0.7 | 1.0 | 0.9 |
BLK | 1.4 | 0.3 | 0.7 |
TO | 3.3 | 2.7 | 2.9 |
FG% | 56.0% | 49.4% | 50.6% |
3P% | 40.4% | 35.1% | 36.5% |
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