ビクター・ウェンバニャマがNBAとヨーロッパのゲームを比較「フィジカルはNBAのほうが劣っている」
NBAドラフト1位でサンアントニオ・スパーズに入団したビクター・ウェンバニャマは、NBAの未来を担うであろう超有望株だ。
近年のNBAではフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードやデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポ、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチのように海外出身の選手がNBAを代表するスーパースターに成長したため、多くのNBAファンはウェンバニャマにもその期待を寄せているだろう。
だが、それと同時にフィジカルを懸念する声も少なくない。
しかし、ウェンバニャマによると、フランスリーグやユーロリーグと比べると、NBAゲームのフィジカルは劣っているという。
ウェンバニャマはフランスリーグやユーロリーグのゲームとNBAゲームの違いについて質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
まず、ここ(NBA)のコートはより広い。
スピードはあるが、フィジカルは(ヨーロッパより)劣っている。
何度もファウルされたが、(フィジカルは)それほどでもない。
比較するものはないよ。
ここでは、選手たちはただ飛び回っている。
(アメリカの)外では、選手たちはより地に足をつけ、コートをプッシュし、ビッグマンをボックスアウトするのが主流だ。
ここには素晴らしいアスリートが揃っている。
世界最高峰のリーグだ。
タレントはより多い。
だが、僕はこっちのほうが好きだよ。
ウェンバニャマは先日、NBAで戦うにはバルクアップするのではなく、体幹を強化することが重要だと明かした。
ウェンバニャマのエージェントも同じように考え、筋肉により体重が増えないよう注力するというが、それはウェンバニャマの実体験から来ているのかもしれない。
とはいえ、アンテトクンポやヨキッチ、カール・アンソニー・タウンズなどフィジカルに強いビッグマン相手にウェンバニャマがどう戦うのか注目が集まるところだ。
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