カイリー・アービングが訴訟された93歳の女性を救うために4万ドルを寄付
ダラス・マーベリックスと再契約したNBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは、炎上しやすいNBA選手のひとりだ。
それと同時に、困っている人々を救うためにさまざまな慈善活動に取り組んでいることでも知られている。
特にSNSに不適切な映画をシェアした後は、困っている人々を救うためにたびたび寄付しているアービング。
そのアービングがが、94歳の女性を助けるべく大金を寄付した模様。
fadeawayworld.netによると、アービングは開発業者から訴えられた94歳の女性を救うため、4万ドルを寄付したという。
約30年前にニューヨークからサウスカロライナのヒルトンヘッドアイランドに移住したジョセフィン・ライトは、マンション建設のための土地開発を妨害したとして開発業者から訴えられている。
ライトが長年住んでいる土地は、南北戦争から逃れた奴隷が定住した場所であり、南北戦争以降ライトの家族が所有し続け、ライトは2012年に他界した夫から土地を相続した。
この開発業者は、ライトに3万ドルで土地を売却するよう要求したものの、ライトは拒否。
すると今年2月、開発業者はライトの衛星アンテナやベランダ、物置などが彼らの土地を侵害し、マンションの建設を送らせているとして、ライトを訴えた。
開発業者はライトに対し、衛星アンテナなどすべてを撤去し、かつ開発の遅れに関する損害賠償なども要求。
ライトは衛星アンテナと物置を撤去し、屋根付きのベランダを縮小する準備をしていたが、反訴することを決意したという。
ライトは開発業者を「脅迫、嫌がらせ、不法侵入」などで訴え、「所有地に不法侵入し、草木を無断で刈り取り、ゴミを撒き散らし、自動車や家などの所有物を土や瓦礫で覆い、タイヤを切り裂き、窓から蛇を吊るした」などと主張している。
今回の裁判は黒人が土地を奪われ続けてきた過去を象徴するものとなっているため、常に黒人をサポートし、人種平等を訴えているアービングも関心を持っているのだろう。
アービングの寄付はライトの支えになると同時に、より多くの注目を集めるきっかけとなるに違いない。
なお、アービングは今回もクラウドファウンディングサイトのgofundmeで案件を見つけ、寄付したと報じられている。
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