ジェイソン・テイタムがロードマネジメントについて「最高の選手がやることではない」
近年のNBAではロードゲームやバック・トゥ・バックゲームで主力選手に休みを与え、健康を維持しようとする動きがよく見られる。
いわゆる「ロードマネジメント」と呼ばされているこの施策には賛否両論あるが、NBAスターの健康維持に一役買っているのは間違いないだろう。
だが、ボストン・セルティックスのNBAオールスターフォワード、ジェイソン・テイタムは、金を払っているファンを第一にすべきと考えているようだ。
テイタムは初めて主催したバスケットボールキャンプの中で、キャンプに参加した少年少女たちに次のように語ったという。larrybrownsports.comが伝えている。
「今夜はホーネッツとの試合だ。僕は休もう」と僕が決めることはない。
シャーロットに行くのは年に2度しかない。
僕のプレイを見るために金を払って来てくれるファンもいるんだ。
傲慢になるつもりではないよ。
だが、そこには僕のシューズを履き、僕のジャージーを着てくれている子どもたちがたくさんいるんだ。
「NBAリーグパスで誰も見ていない月曜日にシャーロットと対戦する。今夜はゆっくりしよう」
それは最高の選手がやることではない。
相手がランキングに入っている選手であろうとなかろうと、ビッグゲームであろうとなかろうと、僕は戦う。
バスケットボールをプレイしろ。
これが当然のことだと思うな。
NBAレジェンドのマイケル・ジョーダンはかつて、「自分のプレイを見たことがないファンがいるかもしれない。彼らのために常にショーを見せたい」と語った。
ジョーダンブランドのロゴが入ったTシャツを着て演説したテイタムは、まさにジョーダンのようなメンタリティを持っているのかもしれない。
NBAキャリア6年を通してレギュラーシーズン9試合以上を欠場したことがないテイタムは、来季もファンとチームのためにコートに立ち、全力でプレイすることだろう。
なお、テイタムの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 74 | 439 |
MP | 36.9 | 34.0 |
PTS | 30.1 (キャリアハイ) | 22.5 |
TRB | 8.8 (キャリアハイ) | 7.0 |
AST | 4.6 (キャリアハイ) | 3.3 |
STL | 1.1 | 1.1 |
TO | 2.9 | 2.3 |
FG% | 46.6% | 45.8% |
3P% | 35.0% (キャリアワースト) | 37.5% |
FT% | 85.4% | 84.7% |
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