【スポンサーリンク】

USCで昨年も練習中に選手が心肺停止になったことが判明

メールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

USCで昨年も練習中に選手が心肺停止になったことが判明

NBAオールスターのレブロン・ジェイムスの息子ブロニー・ジェイムスが先日、南カリフォルニア大学(USC)での練習中に心肺停止に陥り、病院に緊急搬送された。

大学のスタッフたちの迅速な対処により、ブロニー・ジェイムスは短時間で集中治療室を出ることができ、神経学的には「無傷で安定した」状態で退院することができたという。

そんな中、USCでは昨年も同じような事案が発生したことが明らかになった模様。

fadeawayworld.netによると、USCでは昨年7月、当時新入生だったビンセント・イウチュクが練習中に心肺停止に陥り、スタッフの迅速な処置により一命をとりとめたという。

7月の練習でのことだった。

イウチュクはリバウンドの際に倒れ、(アシスタントコーチの)エリック・モブリーはイウチュクの様子に違和感を覚えていた。

彼はイウチュクがトランジションの時に走っている姿を注意深く観察していた。

モブリーは(ヘッドコーチの)アンディ・エンフィールドにそのことを伝えると、水分補強のために休憩をとった時、エンフィールドはイウチュクの様子を確認した。

イウチュクは時間の経過とともにめまいが酷くなり、エンフィールドとの会話はうまく進まず、意識が薄れ始めた。

彼はイウチュクに向かって叫び続けると、スタッフがAEDを持ってきて、処置できるスタッフをすぐに呼び、他の選手たちをロッカールームに戻した。

3人のスタッフが全員が、イウチュクが倒れてから45秒以内に集まった。

ひとりがAEDの準備をしている間に女子バレーボール部のトレーナーが心肺蘇生を試みた。

それからAEDのパッドをイウチュクの胸に当てて処置したんだ。

スタッフの迅速な処置により、イウチュクは昨年後半に練習に復帰することができたという。

USCのスタッフたちはブロニー・ジェイムスに対しても迅速に処置し、それが幸いして大事には至らなかったというが、まさに彼らのファインプレイだったと言えるだろう。

ブロニー・ジェイムスが一日も早く健康を取り戻し、NBA選手になるという夢を叶えるためにコートに復帰することを願うばかりだ。

なお、イウチュクは当時を振り返り、次のようにコメントしている。

僕はただ(コーチの)声に従い続けた。

彼はずっと「ビンス、戻ってこい!戻ってこい!戻ってこい!」と叫んでいたんだ。

僕が意識を取り戻すと、彼は「ビンス、僕のために死ぬな!」と言っていた。

僕は「君はいったい何を言っているんだ?」という感じさ。

【スポンサーリンク】

コメントを残す