ランス・スティーブンソンが2019年のレイカーズを振り返る「レブロン・ジェイムスとカイル・クーズマが怪我していなければ・・・」
ロサンゼルス・レイカーズは2018年のオフシーズン中にNBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムス獲得に成功した。
それまでのレイカーズはロンゾ・ボールやブランドン・イングラムなど若手有望株を中心として戦い、NBAプレイオフ進出を逃し続けていたが、ジェイムスが加わったことによりNBAチャンピオン候補に浮上。
だが、ジェイムスをはじめ主力選手の多くが怪我による離脱を強いられ、NBAタイトル獲得はもちろんNBAプレイオフにも進出することができなかった。
当時レイカーズに所属していたランス・スティーブンソンによると、ジェイムスなど主力選手たちに怪我がなければ、レイカーズはNBAタイトルを勝ち取ることができたという。
スティーブンソンは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕たちがチャンピオンになっていただろうね。
あのシーズンはレブロンが股関節の怪我で離脱した。
(カイル・)クーズマも怪我で離脱した。
多くの選手が怪我してしまった。
(怪我がなければ)あのシーズンは僕たちがチャンピオンになったと思うんだ。
2018-19シーズンはステフィン・カリー、ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、ドレイモンドグリーン、デマーカス・カズンズ擁するゴールデンステイト・ウォリアーズがスリーピートするかと思われたが、デュラントとトンプソンが大怪我による離脱を余儀なくされた。
その結果、トロント・ラプターズがフランチャイズ史上初となるNBAタイトルを勝ち取ったわけだが、レイカーズの主力選手たちが健康であったとしても、おそらくNBAチャンピオンになるのは難しかっただろう。
レイカーズはその後、ボールやイングラムなど若手選手たちをトレードで放出し、アンソニー・デイビスを獲得。
ジェイムスとデイビス擁するレイカーズはNBAプレイオフで支配力あるパフォーマンスを見せ、NBAファイナルに至るまでの全シリーズを4勝1敗で制すと、マイアミ・ヒートを4勝2敗で下し、悲願のNBAタイトルを勝ち取った。
そのシーズンを中国で過ごしたスティーブンソンは、古巣の大躍進を羨ましく見ていたに違いない。
なお、2018-19シーズンにレイカーズに所属した全選手は以下の通りとなっている。
選手 | キャリア | 備考 |
---|---|---|
ロンゾ・ボール | 1 | |
マイケル・ビーズリー | 10 | |
アイザック・ボンガ | 0 | |
レジー・ブロック | 5 | |
ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ | 5 | |
アレックス・カルーソ | 2ウェイ契約 | |
タイソン・チャンドラー | 17 | |
ジョシュ・ハート | 1 | |
アンドレ・イングラム | 1 | |
ブランドン・イングラム | 2 | |
レブロン・ジェイムス | 15 | |
ジェメリオ・ジョーンズ | 0 | |
カイル・クーズマ | 1 | |
スコット・マチャド | 1 | |
ジャベール・マギー | 10 | |
マイク・マスカラ | 5 | |
シヴィ・ミハイリューク | 0 | |
ラジョン・ロンド | 12 | |
ランス・スティーブンソン | 8 | |
モーリツ・ワグナー | 0 | |
トラビス・ウェア | 2 | 2ウェイ契約 |
ジョナサン・ウィリアムス | 0 | 2ウェイ契約 |
イビチャ・ズバッツ | 2 |
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