クリス・ポールと因縁あるデマーカス・カズンズ「正直あのトレードは理解できない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは先日、若手ホープのジョーダン・プールをトレードで放出し、元NBAオールスターポイントガードのクリス・ポールを獲得した。
24歳のプールをトレードし、38歳のポールを獲得したことには賛否両論あるが、ウォリアーズとしては来季NBAタイトルを奪還するという強い意思のもとの動きだったのかもしれない。
だが、元ウォリアーズのデマーカス・カズンズは正しいトレードとは思っていないようだ。
カズンズは先日、ウォリアーズがトレードでポールを獲得したことに触れ、次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
正直言うと、クリス・ポールのトレードは理解できない。
僕はその後、「彼らは来季のキャップを解放したかったのかもしれない」と考えた。
だが、バスケットボールとコート上の戦略について考えると、ゴールデンステイト・ウォリアーズを引き上げるような動きとは思えない。
彼は年齢を重ねている。
若くて元気な若手を犠牲にし、年寄りのベテランを獲得しただけだ。
クリス・ポールがキャリアを通して成し遂げてきたことを否定するつもりはないよ。
僕はただ彼の現時点のキャリアについて話しているだけだ。
僕は彼がゴールデンステイト・ウォリアーズを引き上げるとは思わない。
ポールを獲得したことにより、プレイメイクの面は改善するだろう。
だが、ポールは38歳という年齢だけでなく、怪我による離脱のリスクも決して低くない。
また、ハーフコートゲームを得意とするポールのスタイルがハイスペースのウォリアーズのゲームにフィットするかも懸念されるところだ。
ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCはポール、カリー、トンプソン、グリーンを同時に先発起用することを考えているというが、果たしてポールはウォリアーズを引き上げることができるだろうか?