元NBAオールスターポイントガードのジョン・ウォールがイタリアのチームと契約交渉か?
2010年のNBAドラフト1位でワシントン・ウィザーズに入団したジョン・ウォールは、NBAを代表するポイントガードのひとりとして長く活躍していた。
だが、度重なる怪我などが影響し、ここ数年の出場機会は激減。
昨季はロサンゼルス・クリッパーズの一員としてNBAキャリアを取り戻すチャンスを手にしたものの、シーズン途中にヒューストン・ロケッツへトレードされ、その後ウェイブされた。
行き場を失ったウォールはNBAでプレイすることを望んでいるというが、オファーがない状況が続いていることもあり、海外でプレイするべくすでに動いているのかもしれない。
clutchpoints.comによると、ウォールはイタリアに渡り、強豪オリンピア・ミラノと契約交渉しているという。
元NBAオールスターポイントガードのケンバ・ウォーカーは先日、フランスのASモナコ・バスケットと契約したと報じられた。
もしウォールがオリンピア・ミラノと契約すれば、この夏にヨーロッパのチームと契約する2人目の元NBAオールスター選手となる。
ウォーカーと同じく、ウォールもヨーロッパで実績を残すことができれば、NBA復帰への道は開かれるだろう。
なお、ウォールの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 34 | 647 |
平均出場時間 | 22.2 | 34.9 |
平均得点 | 11.4 (キャリアワースト) | 18.7 |
平均リバウンド | 2.7 (キャリアワースト) | 4.2 |
平均アシスト | 5.2 (キャリアワースト) | 8.9 |
平均スティール | 0.8 (キャリアワースト) | 1.6 |
平均TO | 2.4 | 3.7 |
FG成功率 | 40.8% | 43.0% |
3P成功率 | 30.3% | 32.2% |
FT成功率 | 68.1% (キャリアワースト) | 77.6% |