ラリー・ナンスJrが大統領選に立候補したロン・デサンティスをサポートするマジックを痛烈批判
オーランド・マジックは先日、大統領選挙の共和党指名で前大統領のドナルド・トランプと争っているフロリダ州知事のロン・デサンティスに5万ドルを寄付したと報じられた。
だが、デサンティスは先日、「アフリカ系アメリカ人は奴隷制度の恩恵に授かった」といった旨の発言をして大炎上。
そのため、ニューオーリンズ・ペリカンズのラリー・ナンスJrはデサンディスに寄付したオーランド・マジックを許せずにいる模様。
マジックがデサンディスに5万ドルを寄付したと報じられたことを受け、ナンスJrはSNSを通して次のように批判したという。fadeawayworld.netが伝えている。
ロスターの大半が黒人、黒人のヘッドコーチ、黒人のGMがいるオーランド・マジックは、奴隷制度が奴隷に利益をもたらしたと主張する人間を支持するのが得策だと思ったのか?
フロリダ州の学校教育の改定されたガイドラインには、「奴隷は、場合によっては個人的な利益を得るために応用できるスキルを身につけることにつながった」と子どもたちに教えるよう記載されているという。
デサンディスの発言には批判が集中しており、教育に携わる人々だけでなく、党内からも「黒人有権者を遠ざける可能性がある」と批判されている。
また、マジックのスポンサーのひとつであるディズニーはデサンティスと対立的な関係にあるというから、今後はマジックとディズニーの関係にも波及することになりそうだ。
なお、マジックはデサンティスの活動を支援する団体「ネバー・バック・ダウン」に5万ドルを寄付したと報じられている。