トニー・パーカーが現役最終年をホーネッツで過ごした理由とは?「マイケル・ジョーダンと一緒に過ごしたかったから」
2001年のNBAドラフト28位でサンアントニオ・スパーズに入団したトニー・パーカーは、キャリア17年をスパーズ一筋で過ごした後、現役最終年となった2018-19シーズンはシャーロット・ホーネッツのユニフォームを着てプレイした。
パーカーにはスパーズ一筋でNBAキャリアを終えるチャンスがあったものの、なぜホーネッツに移籍したのだろうか?
パーカーによると、彼のアイドルだったNBAレジェンドのマイケル・ジョーダンと一緒に過ごしたいため、ホーネッツ移籍を決断したという。パーカーのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
僕がそうしたのは、僕のアイドル(ジョーダン)と一緒に過ごしたかったからだ。
移籍するのがすごく楽しみだった。
僕にとっては時が一周したような感じさ。
マイケル・ジョーダンと一緒に過ごしたこと、(同郷の)リトルブラザーであるニコラス・バトゥームと一緒にプレイしたことは、本当に最高だった。
何か違うことを経験したかった。
スパーズで手にしたすべてに感謝していないわけではなかった。
最後の年はただ違うことを経験したかったんだ。
ホーネッツに移籍する前のパーカーの役割は変化しつつあり、シーズン後半はスターターから外れ、バックアップとしてプレイしていた。
パーカーはその時からNBAキャリアが終わりに近づいていると感じ、憧れのジョーダンの元に行くことを決断したのかもしれない。
パーカーはホーネッツで十分なパフォーマンスを見せることができなかったものの、彼にとって忘れられない時間となったことだろう。
なお、パーカーの2018-19シーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2018-19 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 56 | 1254 |
MP | 17.9 | 30.5 |
PTS | 9.5 | 15.5 |
TRB | 1.5 | 2.7 |
AST | 3.7 | 5.6 |
STL | 0.4 | 0.8 |
TO | 1.3 | 2.3 |
FG% | 46.0% | 49.1% |
3P% | 25.5% | 32.4% |
FT% | 73.4% | 75.1% |