カイリー・アービングがディロン・ブルックスとのユニフォーム交換を拒否したのはなぜ?「リハビリのためロッカールームに行かなければならなかった」
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは、相手に対して挑発行為を続けるディロン・ブルックスを評価し、「僕たちのリーグにとっては素晴らしいことじゃないかな」としていた。
だが、ブルックス擁するメンフィス・グリズリーズと対戦した時、アービングは試合後にブルックスからユニフォーム交換を求められたものの、拒否した。
アービングは「次回は受け取ると思う」、「他のことに集中していた」と説明したが、他のこととはリハビリだったようだ。
アービングは先日、ブルックスのユニフォームを受け取らなかった理由について、次のように明かしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
ディロン・ブルックス。
僕と彼のことがバズった時があった。
僕はあの試合中にまたしても怪我してしまい、イライラしていたんだ。
ただ(怪我に)腹が立っただけでなく、彼に対しても腹が立っていた。
彼もそれを分かっていた。
なぜなら、僕は彼のせいで怪我したからね。
彼はわざとやったわけではなかったと思う。
わざとかどうかは僕には分からない。
だが、あの試合中に再び彼に怪我させられたんだ。
僕は第4Qに入るまでに28点くらいあげていたと思う。
僕たちが勝つはずだったし、プレイオフ進出のためにも勝利が必要だった。
彼はディロン・ブルックスがやることをやった。
僕は試合後、彼のジャージーを受け取らなかった。
なぜなら、僕はロッカールームに行き、リハビリと回復に集中していたからね。
中には僕が彼を軽んじたと思った人もいた。
彼を軽んじるつもりはなかった。
僕は試合後、彼に「ブラザー、あれはただ熱くなっていただけだ。機会があれば、君のジャージーを送ってくれ」とメールしたんだ。
その日のアービングは絶好調で、第3Q終了時までに28得点を記録。
だが、ブルックスに足を踏まれたことにより怪我し、第4QはFG8本すべてをミスすると、マブスはグリズリーズに敗れてしまった。
試合後のアービングは予防措置として保護ブーツを履いていたというが、そのエピソードを聞く限り、アービングがユニフォーム交換に応じなかったのは当然なのかもしれない。
なお、ブルックスは当時、アービングにユニフォーム交換を拒否されたことについて質問されると、次のように答えていた。
カイリーのジャージーに自分でサインして、家の壁に飾るよ。