NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、収益拡大のためにさまざまな施策を行っている。

来季導入されるインシーズントーナメントもその一環だろうが、NBAレジェンドのポール・ピアースには収益強化のアイディアがあるようだ。

ピアースによると、NBA選手たちと一緒にベンチに座ることができるチケットを2万ドルで販売すれば、収益強化につながるという。ピアースのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

NBAはいつか選手と一緒に座れる席を販売するだろうね。

ベンチの4席の中から1席を選ぶことができる。

そうすると、プレミアチケットになるだろう。

人々は（シーズンチケット代として）2万ドルを払っている。

レギュラーシーズンだけだ。

2万ドル払えば、選手たちがいるベンチの真ん中に座ることができる。

そこにはセレブが座るだろうから、より盛り上がるんじゃないかな。

そう提案したピアースだが、面白い試みではあるものの、いくつか対処しなければならないことがある。

まず、もし得体の知れない一般人がチケットを購入した場合、ベンチに座っている選手たちがリスクに晒される可能性がある。

もちろん身元確認はするだろうが、穴をかいくぐるような者も現れるに違いない。

また、選手たちにとっては見知らぬ人にベンチでの会話すべてを聞かれてしまうのは、気持ちが良いものではないだろう。

とはいえ、熱狂的なファンにとってはNBA選手とお近づきになれる大きなチャンスともなる。

NBAコミッショナーのシルバーは、ピアースの提案をどう受け止めるのだろうか？