NBAがジェイムス・ハーデンに罰金処分もしくは出場停止処分か?
元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは先日、公の場でダリル・モレーを批判した。
アディダスのプロモーションツアーで中国を訪問したハーデンは、メディアが集まった中で「ダリル・モレーは嘘つきだ。僕は彼がいる組織には行かない」と明言。
しかし、もしNBAがこれをトレード要求の発言と判断した場合、ハーデンはNBAから処分を科されてしまうかもしれない。
hoopsrumors.comによると、新たなCBAには「他のチームへのトレード希望を公の場で表明した選手は、罰金(最大15万ドル)、もしくは出場停止処分の対象となる」との記載があるという。
ハーデンのサラリーを踏まえると、15万ドルの罰金処分は決して大きくないと言えるだろう。
だが、NBAがハーデンに出場停止処分を科した場合、ハーデンは状況に応じて1日あたり24万8000ドルから38万9000ドルの損失を被ってしまうと報じられている。
なお、もし上記処分が決定した場合、ハーデンは新たなCBAの下で初めて処分の適用になるとされている。
ハーデンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 1000 |
平均出場時間 | 36.8 | 34.8 |
平均得点 | 21.0 | 24.7 |
平均リバウンド | 6.1 | 5.6 |
平均アシスト | 10.7 | 7.0 |
平均スティール | 1.2 | 1.5 |
平均TO | 3.4 | 3.7 |
FG成功率 | 44.1% | 44.2% |
3P成功率 | 38.5% | 36.3% |
FT成功率 | 86.7% | 86.0% |