スティーブ・カーHCがチームUSAの懸念点を明かす「ターンオーバーとリバウンド」
チームUSAは現地19日、FIBAバスケットボールワールドカップに向けたエキシビジョンマッチでギリシャ代表と対戦し、20点差以上で勝利した。
NBAで活躍する選手たちが揃ったチームUSAは、エキシビジョンマッチでプエルトリコ代表に43点差、スロベニア代表に30点差、スペイン代表に10点差、ギリシャ代表に22点差で勝利。
この結果を受け、チームUSAに対する金メダル獲得の期待は高まるばかりだが、指揮官のスティーブ・カーHCは満足していない模様。
カーHCはギリシャ代表とのエキシビジョンマッチを終えた後、次のように指摘したという。talkbasket.netが伝えている。
気になるのはターンオーバーとリバウンドだ。
ポゼッションゲームで互角なら、どのチームが相手でも我々に大きな可能性がある。
だが、相手のポゼッションが増え、我々が何度もターンオーバーを犯し、シャープなプレイをせず、ボックスアウトを怠れば、他のチームは我々に勝てる方法を見つけ出すだろう。
選手たちにはそのことを伝えている。
これからも言い続けるつもりだ。
隠すわけではない。
我々はそこに焦点を合わせている。
チームUSAはエキシビジョンマッチで圧倒しているものの、求められるのはワールドカップ本番で結果を出すことだ。
ワールドカップ初戦まで1週間に迫った中、果たしてチームUSAはターンオーバーとリバウンドの問題を解決し、金メダル獲得に向けて突き進むことができるだろうか?
なお、チームUSAは現地20日にドイツ代表とのエキシビジョンマッチを終えた後、ワールドカップグループステージ開催地のフィリピンに向かう。