チームUSAを指揮するスティーブ・カーHC「我々はボールをうまく回していなかった」
チームUSAは日本時間1日、FIBAバスケットボールワールドカップのグループステージセカンドラウンド初戦でモンテネグロ代表と対戦し、12点差で勝利した。
NBA選手のニコラ・ブーチェビッチ擁するモンテネグロを相手に、チームUSAは序盤から苦戦。
試合終盤までどちらが勝利するか分からない展開となったが、指揮官のスティーブ・カーHCによると、チームUSAはボールをうまく回すことができなかったという。
カーHCはモンテネグロに勝利した後、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
彼らはオフェンシブリバウンドを22本奪った。
戦略を実行し、インサイドで攻撃を仕掛けてきた。
だが、僕は我々の選手たちを誇りに思う。
オフェンス面においては我々の夜ではなかった。
映像を見直してみるよ。
我々はボールをうまく回していなかった。
だからトラブルに見舞われたんだ。
これからもこのような試合はあるだろう。
それに対抗することができるようにならなければならない。
この日はモンテネグロが49リバウンドを記録したのに対し、チームUSAは31本にとどまった。
タフなディフェンスでモンテネグロから22ターンオーバーを引き出すことに成功したものの、チームUSAの持ち味を出すことができなかった試合だったと言えるだろう。
カーHCをはじめとしたチームUSAが次のリトアニア代表戦でどう反応するのか注目したいところだ。
なお、カーHCは「NBAチャンピオンとワールドカップチャンピオン、どちらが世界チャンピオンになったような気分になる?」と質問されると、「両方だ」と答えた。
チームUSAとモンテネグロのスタッツは以下の通りとなっている。
– | USA | MNE |
---|---|---|
PTS | 85 | 73 |
RB | 31 OREB:8 DREB:23 | 49 OREB:23 DREB:26 |
AST | 19 | 17 |
STL | 14 | 5 |
BLK | 2 | 3 |
TO | 12 | 22 |
FG% | 47.6% (30/63) | 40.0% (30/75) |
3P% | 26.3% (5/19) | 25.0% (5/20) |
FT% | 66.7% (20/30) | 66.7% (8/12) |