22得点で勝利に貢献したディロン・ブルックス「カナダの血を入れてリフレッシュできた」
NBAオールスターのシェイ・ギルジアス・アレクサンダー擁するカナダ代表は日本時間3日、FIBAバスケットボールワールドカップのグループステージセカンドラウンドで強豪スペイン代表と対戦し、逆転勝利した。
カナダ代表は12点のビハインドで第4Qを迎えると、ギルジアス・アレクサンダーやディロン・ブルックスの活躍により逆転に成功。
プレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選出されたのはギルジアス・アレクサンダーだったが、ブルックスは要所で3ポイントを決めるなどしてカナダ代表に勢いをもたらし、勝利に貢献した。
昨季NBAで批判を浴び続けたブルックスによると、カナダ代表で過ごす中でリフレッシュすることができたという。ブルックスのコメントをeurohoops.netが伝えている。
前のチームで辛いシーズンを過ごした。
カナダの血を入れてリフレッシュできたのは素晴らしかったと思う。
仲間たちは僕を信じてくれている。
僕を信頼してくれている。
素晴らしい形で勝つことができて嬉しいよ。
カナダ代表はこの勝利により、来年夏のパリオリンピック出場権を獲得した。
カナダ代表がオリンピックに出場するのは、2000年以来初だ。
ブルックスによると、カナダ代表としてオリンピックに出場することを夢見ていたという。
オリンピックに出場することが僕の夢だった。
アンダー16でチームカナダに加わって以降、それを夢見てきた。
僕たちは多くのカナダ人に誇りを感じさせることができた。
金メダルを獲得して帰国すれば、すごいことになるだろうね。
ただ自分自身を信じるだけだ。
チームメイトが僕を信頼してくれた。根性があった。
この勝利を欲していた。
メルビン・エジムは常に声を出し、僕たちを牽引してくれた。
彼は僕たちにこう言ったんだ。
「彼ら(スペイン)と僕たち、どっちのほうが勝利を望んでいるんだ?どっちだ?」とね。
彼に感謝している。
グループステージセカンドラウンドを首位で突破したカナダ代表は、決勝トーナメント初戦でNBAオールスターのルカ・ドンチッチ擁するスロベニア代表と対戦する。
スロベニア代表はドイツ代表に大敗したばかりであり、スペイン代表に逆転勝利したカナダ代表はその勢いをスロベニア代表との試合に持ち込みたいところだろう。
ブルックスにはドンチッチにマッチアップするというタフな仕事が任されるだろうが、喜んでその役割を受け入れ、ドンチッチにタフなプレイを強いるに違いない。
なお、ブルックスのグループステージセカンドラウンドのスタッツは以下の通りとなっている。
– | BRA | ESP |
---|---|---|
MP | 23 | 27 |
PTS | 2 | 22 |
TRB | 2 | 5 |
AST | 2 | 2 |
STL | 0 | 1 |
BLK | 0 | 1 |
TO | 0 | 3 |
FG% | 0% (0/3) | 66.7% (8/12) |
3P% | 0% (0/1) | 100% (3/3) |
FT% | 100% (2/2) | 100% (3/3) |
+/- | -1 | +13 |