元NBA選手でリトアニア代表のドナタス・モティエユナス「本番はここから始まる」
NBAで6年プレイしたビッグマン、ドナタス・ドナタス・モティエユナスは現在、リトアニア代表の一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場している。
先日行われたチームUSAと試合では3ポイントが大爆発し、NBAスターたちを擁するチームを圧倒したリトアニア代表だが、リトアニア代表がアメリカ代表に勝利したのはこれが3度目。
1度目に勝利したのは1998年で、当時はロックアウトの影響により、NBA選手は不在だった。
だが、2004年に開催されたアテネオリンピックのグループステージではアレン・アイバーソンやティム・ダンカンなどNBAを代表するスーパースターを擁したチームUSAに勝利。
現在32歳のモティエユナスは、母国の代表チームがNBAスターたちを擁するチームUSAを下したことに感動したという。
モティエユナスは当時を振り返り、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
僕は当時14歳だった。
あの試合のことは覚えている。
素晴らしかった。
僕はここに来た初日、「国の人々と僕たちのバスケットボールに喜びをもたらすためにここに来た」と言った。
リトアニア国内が今、どれほど熱狂的になっているのか知っている。
チームとして国の人々にこの喜びをもたらすことができ、本当に嬉しく思っているよ。
信じられない。
大会が始まる前に誰かに僕たちのことを尋ねたら、その人は「ベスト16に残れば良いほうだ」と答えただろうね。
誰もがそう話していた。
このチームは本当に謙虚だ。
僕たちは自分たちが何者なのか理解している。
勝利のためにハードワークが必要なことを理解している。
それが最も重要なことだ。
もちろん彼ら(チームUSA)はワールドチャンピオンシップにおいて最も才能あるチームのひとつだ。
正直なところ、単なるグループステージであり、本番はここから始まる。
負けたら終わりの試合だ。
僕たちはそのことに焦点を合わせなければならない。
リトアニア代表はグループステージ5戦全勝で決勝トーナメントに進出した。
リトアニア代表が決勝トーナメント1回戦で当たるのは、ヨーロッパの強豪セルビア代表だ。
果たしてリトアニア代表はチームUSAとの試合の勢いを持続させ、準決勝に進出することができるだろうか?