ロサンゼルス・クリッパーズのオーナーだったドナルド・スターリングは、人種差別発言によりNBAから永久追放処分を科された。

当時はクリッパーズの選手たちもスターリングに対して厳しい態度をとったが、クリッパーズ在籍中のスターリングは信じられないようなパーティーを開催したこともあったようだ。

ドナルド・スターリング　裁判で妻を“豚”と呼ぶ

NBAレジェンドのドミニク・ウィルキンスによると、チームスタッフの妻の子供の誕生日パーティーが開催された時、スターリングはバースデーケーキの中に裸の女性を仕込んでいたという。

ウィルキンスは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

僕たちは小さな子供の誕生日パーティーを開催した。

僕たちのチームにいた女性の子供のための誕生日パーティーだ。

スタッフがケーキを運んでくると、そのケーキから裸の女性が飛び出してきたんだ。

あの男（スターリング）は狂っていると思ったよ。

ウィルキンスがクリッパーズでプレイしたのは、わずか半年だった。

その短い期間にこのようなことがあったのだから、おそらくスターリングはそれまで何度も同じようなことをしていたのだろう。

小さな子供の誕生日を祝うパーティーだったにも関わらず裸の女性をケーキの中に仕込んだスターリングは、まさにNBA史上最悪のオーナーのひとりだったと言っても過言ではないのかもしれない。