クリッパーズのスティーブ・バルマーがレイカーズの影からの脱却を約束「誰かの影にいる限り・・・」
ロサンゼルス・クリッパーズとロサンゼルス・レイカーズは、共にクリプトドットコムアリーナを本拠地とするNBAチームだ。
だが、ロサンゼルスの都市はレイカーズ色が濃く、クリッパーズは偉大な歴史を持つレイカーズの影に隠れたチームになってしまっている。
クリッパーズのオーナーを務めるスティーブ・バルマーによると、この状況を変えるべく、クリッパーズ独自のブランドを構築することを計画しているという。
NBAオールスターフォワードのポール・ジョージのポッドキャストにゲスト出演したバルマーは、クリッパーズについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
誰かの影にいる限り、我々は我々がやりたいことを絶対に実現できない。
「ホットな場所」で「ホットなチーム」として人々に認識され、これまでの古いイメージから脱却しなければならない。
その第一歩となるのが、本拠地を独自のアリーナに移すことだ。
クリッパーズは、現在建設中で2024年オープン予定のインテュイットドームを新たな本拠地とする。
クリプトドットコムアリーナで試合が行われるたびにレイカーズのバナーを隠さなければならないため、ホームアリーナを移すことにより「レイカーズの影」というイメージは薄くなるだろう。
とはいえ、ロサンゼルスをクリッパーズ色に変えるためには、少なくともNBAタイトルを複数獲得しなければならない。
クリス・ポール、ブレイク・グリフィン、ディアンドレ・ジョーダンを擁した当時のクリッパーズにはそのチャンスがあったが、NBAタイトルを勝ち取ることはできなかった。
果たしてNBAオールスターのジョージとカワイ・レナードを中心としたクリッパーズは悲願のNBAタイトルを勝ち取り、勢力図を変えることができるだろうか?