トレード要求のデイミアン・リラード「もう元には戻れない」
NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードはポートランド・トレイルブレイザーズにトレードを要求したものの、トレードが実現する気配は今のところない。
リラードはトレード要求を撤回し、再びブレイザーズと共にNBAチャンピオンを目指すこともできる。
だが、リラードは一度壊れた関係が元に戻ることはないと考えているのかもしれない。
YouTube番組にゲスト出演したリラードはトレード要求について質問されると、次のように答えたという。RealGMが伝えている。
愚か者にならないようにしなければならない。
君たちは、僕がここにいて、車輪が外れるまで戦い続けるとか、そういうことを言っている。
だが、僕がそれを証明する必要はない。
これまで示してきたからね。
「君はチームと同じものを求めているのか?もし君とチームの望みが違うものになってしまったらどうするんだ?」ということだ。
そうなると、もう元には戻れない。
もう同じものは求めない。
彼らはそれを僕に示した。
僕たちはもう同じものを求めていないんだ。
リラードが求めるものはNBAタイトルだ。
もちろんブレイザーズもNBAタイトルを切望しているが、NBAチームは将来を見据えて根本から変えなければならない時もある。
その時期が今だったのだろう。
なお、リラードはブレイザーズのユニフォームを着てプレイし続ける可能性について質問されると、以下のように答えた。
完璧な世界というものが存在するなら、僕は全キャリアをポートランドで過ごすことができるだろう。