クリス・ミドルトンが相棒ヤニス・アンテトクンポの移籍示唆について「僕たちに影響はない」
NBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポは先日、ミルウォーキー・バックスがNBAタイトル争いから離れるようであれば他のチームに移籍する可能性を示唆した。
だが、相棒のクリス・ミドルトンは特に気にしていないようだ。
ミドルトンによると、アンテトクンポがNBAタイトルを切望していることは以前から知っており、今回の発言を聞いて驚くことはなかったという。ミドルトンのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
どちらにしても、いつも通りだと思う。
僕個人に影響を及ぼすことはない。
チームとしての僕たちにも影響はない。
彼は延長契約を控えている時はいつもそう言っていると思う。
彼に戻ってきてほしいのは間違いない。
それを皆に伝えたい。
なぜなら、彼は世界最高の選手のひとりだからね。
彼はフランチャイズ史上最高の選手のひとりだ。
彼がそう言ったのは、組織が僕たちをチャンピオンを狙えるポジションに置き続けるように、彼らにチャレンジしたかっただけなんじゃないかな。
彼は全員にプレッシャーをかけ続けたいのだと思う。
もちろん彼自身にもね。
彼は誰かを指差し、「君は僕のためにこれをやらなければならない」という人間ではない。
彼は彼自身にプレッシャーをかけているのだと思う。
ミドルトンはこのオフシーズン中にバックスと3年契約を結んだ。
ミドルトンによると、バックスが昨季NBAプレイオフ・ファーストラウンドで敗退した後、バックスと再契約できるか分からなかったという。
アンテトクンポだけでなくジュルー・ホリデーとの契約交渉を控えているバックスにとって、2023-24シーズンは重要な時間となるだろう。
怪我の影響により昨季33試合の出場にとどまったミドルトンがシーズンを通して健康を維持し、アンテトクンポ、ホリデーと共にバックスを勝利に導くことを期したい。
なお、ミドルトンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 33 | 684 |
MP | 24.3 | 31.4 |
PTS | 15.1 | 17.0 |
TRB | 4.2 | 4.8 |
AST | 4.9 | 3.8 |
STL | 0.7 | 1.2 |
TO | 2.2 | 2.1 |
FG% | 43.6% | 45.7% |
3P% | 31.5% | 38.8% |
FT% | 90.2% | 88.2% |