フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは昨季、悲願のレギュラーシーズンMVPを受賞した。

シクサーズはNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルを突破できない状況が続いているものの、エンビードがいる限り、常にNBAタイトル獲得が期待されるだろう。

そんな中、元NBAスターのカーメロ・アンソニーが、エンビードを大絶賛した模様。

アンソニーによると、エンビードは以前と比べるとバスケットボールにより真剣に向き合っているという。アンソニーのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

彼のポストゲームはスペシャルだ。

7フィート2インチとサイズがある。

彼を止めるのは難しい。

正直言うと、コート上の彼を抑えるのは難しい。

彼は彼のペースでプレイしているよね。

僕はそれがすごく良いと思っている。

君たちも分かっていると思うが、今の彼は彼のペースを見つけ、より真剣にゲームに取り組んでいる。

だからこそ、彼はゲームを支配できているんだ。

今の彼は史上最高水準でプレイしている。

教えてできるようなものではない。

彼は教えることができないものを持っているんだ。

ジョエル・エンビードが移籍を示唆？「フィラデルフィアか他の場所かは分からないが・・・」

アンソニーが語ったように、エンビードはまさにアンストッパブルなNBAスターだ。

だが、エンビードがNBA史上最も偉大なビッグマンのひとりとして語られるためには、やはりNBAタイトルを獲得したいところだろう。

シクサーズは元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンがトレードを要求したことにより、不安定な状況を強いられている。

果たしてエンビードはリーダーとしてシクサーズをまとめ、チームを約束の地に導くことができるだろうか？

なお、エンビードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	66	394
MP	66	31.8
PTS	33.1 （キャリアハイ）	27.2
TRB	10.2	11.2
AST	4.2 （キャリアハイタイ）	3.4
STL	1.0	0.9
BLK	1.7	1.7
TO	3.4	3.4
FG％	54.8％ （キャリアハイ）	50.1％
3P％	33.0％	33.7％
FT％	85.7％	81.9％