クリッパーズが露出行為で問題を起こしたジョシュア・プリモと契約した理由とは?「彼の努力の成果」
ロサンゼルス・クリッパーズは先日、2021年のNBAドラフト12位選手のジョシュア・プリモと2ウェイ契約を結んだことを発表した。
プリモはサンアントニオ・スパーズに所属した昨季、スパーズの複数の女性スタッフに対して性器を露出する行為に及び、スパーズはプリモを解雇。
プリモはその後カウンセリングを受け、NBA復帰の機会を伺っていたというが、NBAがプリモに対して4試合の出場停止処分を下したことを発表した直後、クリッパーズはプリモと契約。
クリッパーズのバスケットボールオペレーション部門代表を務めるローレンス・フランクによると、クリッパーズはプリモの状況を調査し、その結果確信を持って契約をオファーしたという。
フランクはプリモについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
組織全体のスタッフたちと何度も話し合い、選手と接触する機会が多い女性スタッフとも話をした。
我々は安全かつ快適な職場環境を提供するため、多くの手順を踏んだ。
告発された行為を容認するわけではない。
だが、彼がここにいるのは、あの告発以降に彼がやってきたすべての努力の成果だ。
フランクによると、クリッパーズは数ヶ月間にわたってプリモと面会し、またプリモのカウンセリングを担当した専門医の意見も聞き、プリモと安心して契約できることを確信したという。
プリモは今後もカウンセリングを受けるというが、彼が特殊な性癖を克服し、NBAキャリアを取り戻すことを祈るばかりだ。