NBAキャリア8年のケリー・ウーブレは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズと契約した。

ワシントン・ウィザーズに所属した2016-17シーズンと2017-18シーズン以外NBAプレイオフでプレイしたことがないウーブレにとって、今季はNBAキャリアを前に進める大きなシーズンとなるだろう。

そのウーブレが、古巣をディスるかのような発言をした模様。

ウーブレは先日のメディアインタビューでシクサーズについて質問されると、次のように答えたという。hoopsrumors.comが伝えている。

正直に話すが、このチームは毎年勝っているよね？

ここのファンは選手たちにもっと勝つことを求めている。

だが、僕はファンが希望を持てないチームから来た。

都市全体に希望がまったくないような感じだった。

ここはまったく違う。

組織は僕たちにあらゆるプラットフォームを与えてくれる。

だから、僕がこれまでやってきたこととはまったく違う。

僕はこれを活用し、吸収し、毎日を大切に過ごすつもりだ。

ウーブレは昨季、怪我の影響によりレギュラーシーズン48試合の出場にとどまったものの、NBAキャリアベストとなる平均20.3得点を記録した。

シクサーズでもスコアリングとディフェンスでの貢献が期待されているが、もし実績を残すことができれば、完全FAになる来年夏により大きな契約を勝ち取れるだろう。

果たしてウーブレはシクサーズの勝利に貢献し、NBAで最もタフなシクサーズファンを歓喜させることができるだろうか？

なお、ウーブレの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	48	527
MP	32.3	25.8
PTS	20.3 （キャリアハイ）	12.8
TRB	5.2	4.4
AST	1.1	1.0
STL	1.4 （キャリアハイ）	1.0
TO	1.3	1.1
FG％	43.1％	43.4％
3P％	31.9％	33.0％
FT％	76.0％	75.1％