NBA引退のアンドレ・イグダーラ「ちょうど良いタイミングだった」
ベテランフォワードのアンドレ・イグダーラは現地20日、現役を引退することを発表した。
イグダーラにはゴールデンステート・ウォリアーズをはじめ、複数のNBAチームからオファーがあったというが、イグダーラはすべて断り、現役生活を終えることを決断。
イグダーラによると、家族との時間を大切にしたいと思い、引退を決断したという。イグダーラのコメントをRealGMが伝えている。
ちょうど良いタイミングだった。
僕の時間は限られている。
何かを後回しにはしたくなかった。
もうこれ以上時間を費やしたくなかった。
特に家族と過ごす時間を考えるとね。
高いレベルでプレイしたい。
だが、家族が大切だ。
僕には16歳の息子と、娘が2人いる。
成長期の彼らを見るのを楽しみにしている。
僕たちはチャンピオンを4度勝ち取った。
そう言えるチームは一握りしかない。
ブルズ、レイカーズ、セルティックス、そして僕たちだけだ。
そのような組織は他にない。
僕たちが互いを信じ、正しいプレイをした証拠だ。
全盛期にここでプレイできたのだから、僕にとっては完璧なタイミングだったんだ。
現役生活を終えたイグダーラは今後、スタートアップ企業を支援する投資家として活動する予定だという。
ウォリアーズは将来的にステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンの背番号を永久欠番とすると見られている。
一度はウォリアーズを離れたものの、チームの最大の功労者のひとりであり、NBAファイナルも受賞したイグダーラに対し、果たしてウォリアーズはどう反応するのだろうか?
なお、イグダーラの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 8 | 1231 |
平均出場時間 | 14.1 | 32.1 |
平均得点 | 2.1 | 11.3 |
平均リバウンド | 2.1 | 4.9 |
平均アシスト | 2.4 | 4.2 |
平均スティール | 0.5 | 1.4 |
平均TO | 1.1 | 1.8 |
FG成功率 | 46.7% | 46.3% |
3P成功率 | 11.1% | 33.0% |
FT成功率 | 66.7% | 70.9% |