カワイ・レナードがクリッパーズの現状を明かす「誰かが仕事をしなければならない」
先日のトレードでNBAスターのジェイムス・ハーデンを獲得し、スーパーチームに生まれ変わったロサンゼルス・クリッパーズには、フランチャイズ初となるNBAタイトル獲得の期待がかかっている。
だが、少なくとも現時点ではNBAタイトル獲得の可能性を感じさせるような戦いを見せることができていない。
サンアントニオ・スパーズとトロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導いた実績を誇るカワイ・レナードによると、ハーデンのトレード前とトレード後では明らかに状況が変わったという。レナードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕たちは自分たちの役割を理解したうえでトレーニングキャンプを行った。
どのスポットでプレイするのか、どのようなオフェンスを展開するのか分かっていた。
そして、(トレードで)数選手を失い、新しい選手が2人入ってきた。
ジェイムスはずっとオールスターに選ばれていた選手だから、状況は明らかに変わった。
どの試合においても、僕たちのひとりが仕事をしなければならない。
ベンチ選手たちも同じだ。
勝てない状況にフラストレーションを相当感じているか、コート上で感情を爆発させることが滅多にないレナードが現地12日に行われたメンフィス・グリズリーズ戦でチームメイトのイビチャ・ズバッツと口論を繰り広げるシーンがあった。
ポール・ジョージによると、チームが前に進むうえで「健全なこと」だというが、レナードはズバッツとの口論について質問されると、「チームの問題だから話すつもりはない」と答えたという。
タフなチームとの試合を控えている中、果たしてクリッパーズはケミストリーを構築し、NBAタイトルコンテンダーになることができるだろうか?
なお、レナードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 9 | 637 |
MP | 33.4 | 31.5 |
PTS | 21.1 | 19.6 |
TRB | 5.6 | 6.4 |
AST | 3.9 | 3.0 |
STL | 1.3 | 1.7 |
TO | 1.6 | 1.6 |
FG% | 46.8% | 49.5% |
3P% | 41.1% | 38.8% |
FT% | 76.7% | 85.8% |