クロージングラインナップから外されたアンドリュー・ウィギンス「コートに残るためにできることをやらないと」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは今季、深刻なスコアリング不足に陥っている。
NBAオールスターポイントガードのステフィン・カリーは相変わらずアンストッパブルなパフォーマンスを見せているものの、特に不振が目立っているのがアンドリュー・ウィギンスだ。
ここ最近はクロージングラインナップから外されるほど調子を落としているウィギンスが本来のパフォーマンスを取り戻さない限り、ウォリアーズは厳しい戦いを強いられるだろう。
ミネソタ・ティンバーウルブズ戦で6得点に終わったウィギンスも、危機感を感じているのかもしれない。
ウィギンスはウルブズ戦を終えた後、自身のパフォーマンスについて次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
タフだ。
僕はコートに残る理由を彼ら(コーチ陣)に与えるためにできることをやらなければならない。
よりハードにリバウンドを狙ったり、よりハードにディフェンスしたりしなければならない。
ショットが入らないなら、コートに残るために他のことをやらなければならない。
そうしなければ、他の選手が入ってくるだろう。
今季はまだ11試合を終えたのみだが、ウィギンスはほぼすべてのカテゴリでNBAキャリアワーストの数字を記録している。
ウォリアーズはオフシーズン中のトレードでスコアリングに定評あるジョーダン・プールを放出したため、ウィギンスにスコアリングのステップアップを期待したいところだろうが、果たしてウィギンスはNBAオールスターに選出された当時のような輝きを取り戻すことができるだろうか?
なお、ウィギンスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 11 | 646 |
MP | 26.0 | 34.7 |
PTS | 10.5 | 19.0 |
TRB | 3.7 | 4.5 |
AST | 1.0 | 2.3 |
STL | 0.2 | 1.0 |
TO | 1.4 | 1.9 |
FG% | 41.2% | 44.9% |
3P% | 15.4% | 35.2% |
FT% | 50.0% | 71.8% |