先発予定のテレンス・マン「僕たちにはあまり厚みがない」
ロサンゼルス・クリッパーズは先日のトレードでジェイムス・ハーデンとPJ・タッカーを獲得したものの、ニコラス・バトゥーム、ロバート・コビントン、マーカス・モリス、ケニオン・マーティンJrを失った。
これによりクリッパーズはハーデン、ラッセル・ウェストブルック、ポール・ジョージ、カワイ・レナードを擁するスーパーチームに生まれ変わったが、現在6連敗中。
先発出場が見込まれていたものの、ハーデン加入によりセカンドユニットで起用されているテレンス・マンは、このトレードによりウィングのポジションの厚みが失われてしまったと感じているようだ。
マンは現在のクリッパーズについて、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕たちにはあまり厚みがない。
特定のポジションに厚みがないと思う。
戦略がまったく違う。
君たちも分かっているんじゃないかな。
今はジェイムス・ハーデンがいる。
だから、君たちも知っての通り・・・違うんだ。
現状を受け、ウェストブルックはスターターから外れてセカンドユニットでプレイすることをコーチ陣に提案したと報じられた。
クリッパーズのコーチ陣はウェストブルックの提案を受け入れ、マンを先発で起用する見込みとなっている。
ウィングポジションが手薄な状況に変わりはないものの、ケミストリーの問題解決に繋がるのを祈るばかりだ。
なお、マンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 4 | 274 |
MP | 26.0 | 21.6 |
PTS | 4.5 | 7.9 |
TRB | 4.8 | 3.7 |
AST | 3.0 | 2.1 |
STL | 0.0 | 0.5 |
TO | 1.0 | 0.8 |
FG% | 44.4% | 49.9% |
3P% | 25.0% | 38.1% |
FT% | – | 78.4% |