NBAスターのラッセル・ウェストブルックは今から5年前、NBA屈指のディフェンダーとして知られるパトリック・ベバリーについて、「彼は君たち全員を騙している。ディフェンスしているように見せかけている。彼は誰に対してもディフェンスできない。ただ走り回っているだけで、何もやっていない」と批判した。

その後彼らはロサンゼルス・レイカーズでチームメイトとなり、過去の因縁は水に洗い流して友情を育んだわけだが、ウェストブルックがベバリーを批判して以降、ベバリーには「ただ走り回っているだけ」などといった批判が後を絶たない。

そんな中、ベバリーはがそういった批判に立ち向かった模様。

fadeawayworld.netによると、NBA Worldが今季ベバリーにマッチアップされた選手がFG成功率37.7％（40/106）、3P成功率28.2％（11/39）に抑えられているデータを紹介すると、ベバリーはその投稿をシェアし、「彼らは僕が走り回っているだけと言っている」と皮肉たっぷりのコメントを投稿したという。

ベバリーは現在35歳ということもあり、衰えは否めない。

だが、平均出場時間はNBAキャリアワーストの16.3分にとどまっているものの、今も重要なディフェンダーのひとりとして活躍している。

ベバリーはこれからもディフェンスにプライドを持ち、ヘイターには毅然とした態度で立ち向かっていくことだろう。

なお、ベバリーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。