ジョシュ・ハート「キャッチ&シュートするだけならフットボールをやっているのと変わらない」
ニューヨーク・ニックスのジョシュ・ハートは今季、NBAキャリアワーストとなる3P成功率30.8%にとどまっている。
ハートによると、ショットのリズムを掴むことができないのはボールに触れる機会が少ないからだという。
ハートは現地28日に行われたシャーロット・ホーネッツとの試合前、自身について次のようにコメント。nypost.comが伝えている。
僕はリズムプレイヤーだ。
4~5分間ボールに触らず、コートを走り回り、ただキャッチ&シュートするだけなら、フットボールをやっているのと変わらない。
ボールの感触を掴めていない。
シュートではなく、パスしてしまうこともある。
なぜなら、リズムを掴めていないからね。
その感覚が気に入らない。
一方、ニックスを指揮するトム・ティボドーHCは、ハートの発言を受けて次のように反応した。
彼の役割は何も変わっていない。
正直言うと、使用率はアップしている。
彼がボールを持つ機会は増えている。
彼の起用法は昨季と何も変わらない。
彼はトランジションでボールをプッシュしている。
昨季ほど3ポイントをうまく撃っていない。
オープンの時に(シュートを)躊躇すべきではない。
シュートすべきだ。
ハートは指揮官ティボドーHCの発言を聞いて「まずい」と思ったのか、以下のように反応した。
知っておいてほしいが、僕は不満を持つような選手ではないよ。
必ずツイートしてくれ。
「ジョシュ・ハートは不満を持っていないと言った」とね。
ハートのニックスでの昨季の平均シュートアテンプト数は6.3本。
一方、今季は7.0本を記録していることから、シュートを撃つ回数が減ったわけではない。
ハートの最大の武器はディフェンスとオフェンシブリバウンドだが、キャッチ&シュートの役割を受け入れ、精度を高めることが今後の課題となりそうだ。
なお、ハートの昨季ニックス移籍後と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 (移籍後) | 2023-24 |
---|---|---|
G | 25 | 17 |
MP | 30.0 | 28.4 |
PTS | 10.2 | 7.7 |
TRB | 7.0 | 6.1 |
AST | 3.6 | 2.6 |
STL | 1.4 | 0.9 |
TO | 1.5 | 0.9 |
FG% | 58.6% | 44.5% |
3P% | 51.9% | 30.8% |
FT% | 78.9% | 81.8% |