疑惑のタイムアウト請求に対するレブロン・ジェイムスとレフェリーの見解は?
ロサンゼルス・レイカーズは現地5日にフェニックス・サンズとの激闘を制し、NBAインシーズントーナメント準決勝進出を決めた。
この試合で最も話題を集めているのは、試合最終盤にレイカーズのタイムアウトコールが認められたシーンだ。
デビン・ブッカーをはじめとしたサンズの選手たちは、オースティン・リーブスがボールのポゼッションを失った時のタイムアウト請求であり、無効と主張。
だが、映像をスローで見てみると、レブロン・ジェイムスがタイムアウトを請求した時はリーブスがまだポゼッションしていたようにも見える。
では、ジェイムスはこのシーンをどう見ているのだろうか?
ジェイムスはサンズに勝利した後、タイムアウト請求のシーンについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
(ブッカーがリーブスを)少し押したように思った。
ARをつまずかせたように感じた。
ARが少しつまずき始めてすぐ、僕は近くにいたレフェリーにタイムアウトを請求するために声をあげた。
その後、彼ら(サンズ)が騒いでいた。
ボールはルーズだったとか、そういったことだったかもしれない。
だが、僕はタイムアウトを取るためにレフェリーに確実に要求していた。
NBAが現地6日にリリースしたラスト2分間レポートには、レフェリーがレイカーズのタイムアウトを認めたコールについては「正しいコール」と記載されている。
この件が落ち着くことを願うばかりだが、おそらくブッカーの不満はくすぶり続けるだろう。
なお、チーフレフェリーを務めたジョシュ・ティベンは試合後、レイカーズのタイムアウト請求について次のように明かした。
ライブプレイ中にレブロン・ジェイムスがタイムアウトを請求した時、オフィシャルはLAがまだポゼッションしていたと感じた。
スローモーションリプレイを見ると、オースティン・リーブスが左足にボールを固定しながら左手でボールをポゼッションしていることが分かった。
これはボールをコントロールしていることを意味する。